今日はもう一つの目的だった、「モロ!地中海をみる!」日だ。
コスタ・デル・ソル(太陽の海岸)といわれるアンダルシアのリゾート地へ行く。


* Nerja

バスでネルハNerjaへ向かう。
ヨーロッパのバルコニー」と名前のついた岬があるところだ。

ここに立ち、遠方の景色に見とれ、ふと真下を見ると、きれいに・きれいに澄んだ
海に何かが浮かんでいる。
断崖絶壁とばかり思いこんでいたので、一瞬なんだか分からなかった。

よく見ると、プライベートビーチを持ったホテルの客が泳いでいるのだ。
いかにも優雅にヴァカンスを楽しんでいる。


ヨーロッパのバルコニーから見た、ネルハの海



さてここでは「アップルケーキとアメリカンチェリー」を買っただけで、またバスに乗り
フリヒリアナ
Frigiliana
へと向かった。




* Frigiliana

フリヒリアナはネルハからバスで15分のところ。
「白い村」として有名だ。
なるほど白い!

スペインは大体が、白い壁とオレンジの屋根と相場が決まっている。
しかし、ここは白さが違う。


白い村 フリヒリアナ



かつて「スペインで一番美しい村」に選ばれたこともあって、一軒一軒が美しさを
競い合っているようだ。




玄関ドア


窓辺を飾る色とりどりの花々、入り口にはプラントの緑。
村全体にモザイク模様の石が敷き詰められていて、どこをとっても絵になるのだ。

たかこの、この旅一番のお気に入りのところである。


壁に掛けられた花やプラントたち





今夜はこれからまた高速バスでグラナダへ入る。

*Granada

「アルハンブラ宮殿」
があるグラナダである。
ホテルは市役所のすぐ隣。どこへ行くのも便利が良い。



夜遊びが身についてきた我々はフラメンコショーを見ることにした。
というより、マドリッドに着いたときも、マラガに着いたときも見たかったのだが、
なにせ、夜遅くショーが始まるので体がついていかなかったのだ。

フロントに聞くと、送迎つきのフラメンコショーがあるという。
ピックアップの時間は9時半!
到着したのが
9時だからぎりぎりで間に合ったことになる。



このフラメンコショーがまた良かった!
ジプシーたちが洞窟住居内を開放して踊って見せてくれるのだ。

初めてフラメンコを見たたかこも、どうやらかなり感動したらしい。


洞窟住居内でのフラメンコ



ジプシーファミリー総出で踊るショーはかなりの物であった。
足を踏み鳴らすのを「サパティアード」というのだが、床板に打ち付けるのではなく
床石に打ち付け鳴らすので、足をいためるのではないかと他人事に思えずハラハラ
していた。


おばあちゃんから孫までファミリィ総出



ドリンク付きなのでサングリアを頼んだ。
(赤ワインにレモン・リンゴ・砂糖を入れ、冷たくして飲むもの)
これがまた実に飲みやすい。

スペイン滞在の間、バカの一つ覚えのように毎日飲んだ。
美味しいのだが手作りなので、こればかりは場所場所によって全く味が違う。
酸味がきつかったり、甘かったり、まったりとこくがあったり、さっぱりとしていたり。




矢張り本物は違う!カッコいい!!!



ホテルに帰り着いたのはすでに午前1時を回っていた!!
いくらスペインでもさすがに暗くて、怖いであろうと思っていた・・・

ところがどっこい、ホテルの周りには、道に張り出したテラスで
テーブルを囲んで飲んでいる人たちがゴマンといたのである。


Spainの旅4へつづく



Spainの旅3
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