まず初めに十数個の鐘による前奏曲が奏でられます。
前奏が終わると曲が変わり、中央上段の人形群が動き出します。
これは〔1568年バイエルン公爵ヴィルヘルム４世とロートリンゲン（フランス）から嫁いできた
王妃レナーテの結婚を祝って催された馬上試合〕を再現したもの。
左から登場するのがバイエルン、右から登場するのがハプスブルクの一団です。
最初に道化、ラッパ吹き、露払い、旗持ちなどが続きます。
そして最後に双方の騎士の登場です。
バイエルンの馬の掛布は青と白、ハプスブルクは赤と白ですから下から見ていても
どちらかすぐ分かりますね｡

見事にバイエルンの騎士が槍を突き刺しました！　右側のハプスブルグの騎士ががくっと後ろに倒れます！

ここでみなの歓声があがります｡手をたたく人もいます｡

この後、下段にある人形が〔樽屋ギルドの踊り〕を踊ります。
ペストの恐怖に人々が怯えていたとき、彼らが楽しい踊りを踊ってミュンヘン市民に
新たな生きる勇気を与えたという故事を讃えています。
この項は福岡のＤｒ．舩津と言う、ドイツに深い愛着と憧憬の念を持っているかたの
お話から抜粋しました｡
この方のお話でもう一つ面白いのが・・・
これは〔ドイツの旅おまけのおまけ〕に続きます｡

☆ミュンヘンではB & Bに泊まりました｡
ベッドとブレックファストのＢをとった､要するに「１泊朝食つき」民宿のことです｡
オーナーは親切だし、お部屋は清潔だし､朝食はバラエティに富んでいてとても豪華｡
例えば手作りのジャムやヨーグルト､ハムやチーズも何種類もあるし卵料理も凝っていたし､
バイキング式で､お代わり自由です｡
ヨーロッパではB & Bはお勧めですよ｡でも車がないとちょっと不便かな？

☆さて、お昼はなんといってもビールを飲まなくっちゃ｡
ビールのメーカーだけで６社あるというミュンヘン｡
そこかしこにビアガーデンやビアホールがあります｡
とりあえず､どこでもいいから入ろう！
と入ったところがどうも有名なとこらしくて､お客がいっぱい。
そこでかろうじて席を取ってもらって､まずビール｡そしてソーセ－ジ、サラダの盛り合わせ｡
まぁ量の多いこと、多いこと！！
ちなみに市内地図にはなんと・なんと、主なビアガーデンの位置が記してあります。

〔ドイツの旅おまけのおまけーーバイエルン〕