承　レイクパウエル　アリゾナ州
　　　Glen Canyon National Recreation Area

ザイオンから東へ1時間半ほど走ったパウエル湖は
人口の湖では世界で2番目に大きい。
コロラド川をせき止めて作るのに17年間かかったそうな。
全長300km、なんと東京から名古屋までの距離とほぼ同じです。

3枚の写真をくっつけてみました。これでも全体の十分の一！なんですよ。

こうやって所々のヴューポイントで車をとめてくれます。
ここから下方にパウエル湖が眺められます。

ここは湖畔の町、ページ。当然リゾート地になっています。
早速着替えて湖畔の散歩。

湖にはモーターボートやジェットスキーが、たくさん走っています。
桟橋で見物している間も
ボートを牽引している車が次から次へとやってきては
向きを後ろに変え、ボートを湖の中に放ちます。
その数の多いこと！手際のいいこと！それもカップルか家族連れ！
一人もんはおらんのか？

この桟橋から「レインボーブリッジ5時間のツアー」が出ています。
今回は残念ながら行けませんでしたが
レインボーブリッジの参考写真を載せましょう。

レインボ－ブリッジは≪虹が固まって石になった≫
と言うインディアンの伝説から名づけられたものです。

今夜はここワーウィープロッジに宿泊。

ロッジといってもこんなにオシャレ！
湖畔に建つ、かなり人気のホテルです。

☆今回の旅でとても楽しみにしていたことがあります。
と言っても旅行に行くといつも期待しているのですが。
それは満天の星を眺めること！！降る星の如くを実感すること！！
でも残念ながら今回も見られませんでした。
湖畔のロッジで、眠たいのをぐっとこらえて期待を大きく膨らまして
外へ出て行ったのですが・・・・・
たくさんの☆☆は遥かかなた、手の届く所にはありませんでした。シュン

さて
せき止められた渓谷の名前がグレンキャニオン、
そして出来たダムがグレンキャニオンダムです。
デカイ！！！

こちら側は下流！

なんだかスケールが違って、その大きさに戸惑いますねぇ

橋が架けてあって
時代ちゃんが立っているほうがコロラド川下流を見ることが出来ます。

この辺りは先住民のナバホ族にアメリカ政府から正式に与えられた土地

　(Navajo Indian Reservation)です。

ナバホ国は、アリゾナ州、ニューメキシコ州、ユタ州にまたがった広大なもので、
たしか日本の東北６県がすっぽりはいる
とか！聞いたような？聞かなかったような・・・・・？

ナバホインディアンの住居を、ホーガンと言います。
↓左は男性用（四角い部屋）で今はもう作っていないとのこと。
真中においてあるのはストーブ。
煙突が屋根を突き抜けています。
右はスイートハウス（立てないよぉ！？）↓

ちなみに現在は女性用の丸いホーガンのみになっているそうです。

ハイウエーの両サイドにもちらほらと見うけられましたよ。

カイエンタのドライブインに、
戦争中、ナバホ族の兵隊がコード・トーカーズ（暗号通信兵）として働かされた時の遺品がたくさん飾ってあった。
彼らの言葉は日本軍には解読不能であったので、このナバホ語が暗号通信に使われたのである。
またここには、日本軍の遺品も同様に飾られていた。彼らがサイパンから持ち帰ってきたものだろう。
相争ったもの同士でも時が経てば、同じガラスケースの中に納められるのだといたく感動してしまった。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Tokiyo Wrote

転　モニュメントバレーに続く